お仕事と推し事

お仕事と推し事の語り部。

制作開放でSnowManに会いにいった話

皆様お久しぶりです。最後の記事がなんとコロナ前の2019年という体たらく。

推しは今も変わらず推していますが、コロナ禍以降ブログを書くタイミングを逃していました。はい。サボりです。

2020、2022共に秋単最高でした!!!!福岡楽しかったな!!!!

さて、今回は宝くじみたいな別界隈のお話。多分このグループに関してはサンプルが少ないと思うので記録していきます。

 

 

 

 

 

 コロナ禍になってからジャニーズのSnowManに見事にハマってしまった。

 推し始めて4年が過ぎ、泣きながら通った秋単も終わり、舞台界隈の供給が止まった頃、暇潰しに見ていたジャニーズのYouTubeチャンネル。彼らのダンス動画で見事に転がり落ちた。

 今までジャニーズは母が録画した歌番組やバラエティ・ドラマをのんびり実家の大きなテレビで見るものだった。そもそもジャニーズ系の顔にあまりピンと来なかったし、現場に行くことなんて考えたことも無かった。

 スノマニのライブが決まったのをきっかけにFCに入会したもののどの現場に応募しても見事に全て落選。とにかく当たらない。まぁジャニーズなんてTVの中の人だしそりゃそうか…自分の中での1番は俳優の推しなのでスノはいつか当たったら行ければいいや…とのんびり構えていた。

 

 スノマニライブ決定時に入った私の名義は50万前半。21年に入会し22年の8月に一度更新している。

 その間に応募したスノマニ以降の現場はカウコン、22年滝沢歌舞伎、キャッチミーイフユーキャン、少クラ観覧、SANEMORI、そして今回のスノラボである。当選は0。まぁ見事に弱い名義だ。自担の舞台が外れた時は流石に己の名義を呪いかけた。9人とは言わない。せめて自担の分くらいは当てろ。俳優の推しは秋単大楽を2回も当ててくれたぞ。

 スノマニ、スノラボ共に復活当選は当たり前に無く、一般は200回以上のリダイヤル(マニ)もネット(ラボ)もチケットの存在を確認していない。スノに関してはチケ業務もあまり手を染めず完全に茶の間を極めており、今回のスノラボはそもそも秋単が見事にドン被りだったため一般販売終了後は存在を脳内で消していた。

 

 

 

 

 秋単act2が無事終わり、年内の現場が終了しのんびりと労働をした12月15日の帰りの電車内。なんとなくツイートのトレンドを眺めていたらふと「制作開放」の文字を発見した。ガイシホール初日1週間前である。

 この日はセクゾのドーム制作開放もあったらしく最初はそっちか…と思っていたが、スノの文字も見たので念のため…とメール欄を見ると

 

 

Snow Man LIVE TOUR 2022 Labo.』制作開放席のご案内

 

 

 

 !?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?

 引っくり返った。13時6分に既にメールが届いていたのである。

 私がメールを確認したのは20時半頃。電車の中で腰を抜かし、ちょうど乗り換えの駅だったので速攻降りて母にスノに会えるかも!!と電話をした。

 締切は17日16時、当落は20日夕方以降。1人につき二枚までで支払いはクレカかPayPay。愛知公演のうちいずれかから1公演である。

 単番か連番か散々悩んだが、テレビで見続けてはいたものの1度も本物に出会った事のない母を連れていってあげたい!!!!と夜中23時過ぎ、初日の連番を申込んだ。

 そこから数日はずっとソワソワしつつ、当たると信じて大慌てで準備をした。とりあえず神頼みと某有名な神社へお参りし、突然でどうしましょう!舞踏会への服が無いわ…と嘆いていたらタイムリーに推しのイベント用に早めに買ってあったワンピースと目が合い「これや!!!!」と服装を決め、速攻でホットペッパーを開きヘアメの予約を済ませ、そこで初めてペンライトの存在に気付いた。

 

 ……………ペンライトが無いとライブは楽しめない。

 

 

 最初の先行で外れた時点でもう使うことはないだろうと購入していなかったのだ。

 ジャニーズは基本的に公式以外振れない。これはオタクとして死活問題である。

 慌てて買取をツイートで探し、運良く2本定価で取引してくれる人を見つけた。ありがてぇ。サンキューTwitter

 

 

 

 そうこうしているうちに20日の当落日を迎えた。

 当たるかもわからないが念のため、と職場に旅行鞄を持っていく浮かれっぷりである。大丈夫。準備万端いつでも名古屋に飛べます頼みますよ!!!!という気持ちで仕事をした。最早仕事が当落までの時間潰しだ。

 そして17時。大体の制作開放はこの時間に来るとの事だったので早速会員ページを開くと

 

 『デジタルチケットご案内中』

 

 

 

 !!!!!!!!!!!!!!!!

 は…初めて見たぞこの文字…と思いながら即座に実家に「当たったので帰ります!!」と電話をし、華麗な素早さで職場を後にした。ありがとう過去の私。休みにしておいてくれて。

 17時5分に届いたメールを見返しながら旅行鞄を持ちながら歩く街並みはキラキラしているし、東京駅で新幹線の座席を選ぶ瞬間もお弁当とお土産を選んでいる時もウッキウキである。

 新幹線の座席に座ったのが19時。翌日のライブまであと23時間である。あまりの急展開でライブへの実感や感情が追い付かないままでいた。

 

 

 

 実家に帰ると浮かれた母が明日の服装を尋ねてきた。しかしまずは服よりも先に同行者登録だ。制作開放は当選後に同行者を登録する。同行者登録と体調確認等を経て始めて入場ゲートや座席の種類が判明する。

 今回は座席指定でWゲートだった。母がいるため立ち見じゃなくて良かったと一安心し、浮かれた母の服やアクセサリーを一緒に選んだ。

 

 

 翌日。つまりはライブ当日。午前中は実家でのんびりと過ごし、念入りに化粧とヘアメをして会場のあるガイシホールへと向かった。

 私の実家は名古屋市外、最寄り駅から会場のある笠寺駅までは約25分である。開場時間に電車に乗っても間に合うくらいには近かった。

 ギュウギュウの満員電車で到着し、入場列に並ぶ。突然の事で実感が無かったが会場のオタク達を見てようやくスノに会える事に緊張してきた。俳優オタクとしてどれだけ現場に入っていてもジャニーズは初だったのでついつい舞台界隈と比べてしまった。

 俳優界隈と比べ年齢層の幅が広く、男性も多かった。強そうなオタクもいたが、あとは俳優界隈と変わらない。あるとするならメンカラでまとめた子達がいるくらい。

 特筆するとしたらメンバーの髪型や服に似せて概念ファッションをしているオタクが何人かいた事かもしれない。これは俳優界隈では絶対見ることができない。何故なら2.5ではキャラクターの概念ファッションはオタクに叩かれるからだ。コスプレに近くなってしまうし、役者がキャラになりきるあの界隈ではほぼアウトだった。

 

 ついに入場口にたどり着き、QRコードを言われたままにかざしてチケットを発行する。レシートみたいにベロン!と出てきたチケットを手にして座席へ向かう。

 ロビーにはエーステの倍程のスタッフがおり、狭いロビーにこんなに…?と思いながらスタンドへ向かった。

 スタンドOブロック20代列後半。そもそも入れない予定だった座席だったので期待はしていなかったが、思ったより近い。センステの完全真横だったので多少の高度はあるが全然構わない。ステージ奥の映像が完全に見えないことくらいモウマンタイだ。

 17時15分。座席に腰掛けお手洗いへと向かう。20分程列に並んでお手洗いへ入ると中にはスタッフが2人。

メインは誘導だがどちらかと言うと別の対策だろう。洗面所側にいたオタクを何回か散らそうとしていた。

 

 

 

 ライブが始まり、スノが出てくる。完全に真横から見る感じではあったが端っこのメンバー達が立ち位置真横故に何度も手を振ったりファンサをしている様子が見られた。想像以上にファンサが手厚い。手厚すぎる。いやこれがジャニーズでは通常なのかもしれない。客降りで何度も推しと戦ってきた俳優オタクからしたら青天の霹靂だ。

 ファンサで印象に残っているのは佐久間くん、阿部ちゃん、向井くん、岩本くん辺り。自分から見える立ち位置の問題もあるがこの4人、特に阿部ちゃんはとにかくすごかった。

 さっくんは元気いっぱい!!というキャラを見事に通しながら自分のオタクを見つけては「パアァッ!!」と顔を綻ばせてファンサをするし、こーじくんはメンカラを見つけてるとゴイゴイスーや動脈ピースを決める(生で見れた!!嬉しい!!)。

ひーくんはとにかくOブロックに優しかった。ガイシの岩本担は絶対このブロックが勝ちだったと思う。特にThis is LOVE辺りで椅子に座って歌う際ずっとOブロックを向いてファンサしたり見つめ合っていた。すげぇや。

 そして阿部ちゃん。阿部ちゃんは恐らく全オタクにファンサをしていたのでは???というくらいとにかく手や目線が忙しかった。すごい。

 Crazy F-R-E-S-H Beatの時、真横(つまりOブロック)にいたオタクを見つけたのかナチュラルに指差ししながらパフォーマンスしていた。あれは本当にすごかった。あの激しいダンス中にキメてくるのはもうプロの領域である(いやプロなんよ)

 もちろん、他のメンバーもすごかった。舘様はなんか汗をオタクに飛ばしていたし(ちょっと羨ましかった)、めめはキラキラしていたしふっかさんも優しい顔でリアコファンサするし、しょっぴーはサラッと本人のキャラクターなりにオタクに手厚い。

ラウちゃんは自分のうちわを発見すると嬉しそうに王子様のようなスマイルを見せる。可愛い。私の斜め上にいた量産型リアコなオタクちゃんはファンサをもらった途端泣き出してしまった。私も泣きそうになった。オタクの幸せは健康に良い。

  

 制作開放席で全く見えなかったのはToxic girlのスノクラゲの1番手前以外のメンバーと後ろの映像だけで、あとはほぼ見えていたと思う。

 スタトロはかなり近い位置にいたし何なら乗り込むために他より長い時間いた。

 また、センステ真横なのでメンバーがセンステにいる限りはずっと近くで見れた。今回の構成を考えたら下手にアリーナの後方に入るより美味しい席だった。これは舞台でもサイド狙いの自分だからかもしれないが。

 

 

 終演後、幸せそうな母とライブの感想を話しながら家に帰る電車に乗り込むと、同じ駅から乗ったオタクがみんな幸せそうな顔をしていて、自分も楽しかったなぁ…と満足で帰宅し、翌朝新幹線で現実(仕事)に帰った。

 

 

 

 はい!!!!!と、いうことで突然の制作開放当選でした。

 どうやらガイシはそもそも最初の抽選申込メールが少なかったらしく、最早宝くじに当たった気分です。当分はまた会えないんだろうな。

 次は歌舞伎と…あるか分からないけどドームとか…かなぁ…もしあるならせめてドームは行きたいな…

 参考になるかは分かりませんが、少しでもお役に立てればと思います。

現場番外編

2019オタクまとめ番外編です。

 

安田大サーカス クロちゃん出版記念イベント(新宿サブナード 福屋書店前)

ノリとテンションで何故かクロちゃんの鍵閉めになりました。推しですら鍵閉め経験無いのに。 この日の私は何か勢いで生きてた。

仕事終わりにサブナード通りかかったら偶然開催されており、うっかり気になって気付いたら本を一冊お買い上げ。イベントの終了時間だったにも関わらず、待って頂いたクロちゃんとそのスタッフさんにめっちゃ感謝です。

パーテーションの先にテレビでずっと見ていたクロちゃんがスーツ姿でいて、勢いのままだったので緊張する暇もなくサイン本を頂き、しかも鍵閉めだったので少し長めにお話までさせて頂きました。クロちゃん優しい…。若俳接触より全然癒し…←

1512円で一冊だけだしお渡しだけで終わりだよな…と思ってたらまさかのチェキ付いてて動揺した。マジか。挙動不審でごめんねクロちゃん。

チェキのポーズはクロちゃんから「ハートにしましょう!」と言われたのでハートで撮りました。ハートを選ぶクロちゃんきゃわ。

チェキ終わってから最後に握手までしていただき、若俳界隈より全然手厚い福利厚生で一瞬本気でクロちゃん推そうか考えました。軽率←←

楽しかったです。ありがとうクロちゃん!!!!!!

余談ですが推しとのチェキより盛れたの本当に何で?(緊張してないからです)

人の幸せを奪うな(エーステ銀テ事件を知って)

こんにちは!大変お久しぶりです。今回は割と短文。例のエーステ夏単独で起きたとても許されない出来事に関しまして。少しつらつらと。今回、ほとんどが憶測と想像での物書きなのでその事だけ留意していただきたい。

 

 

 

 

夏単で、天馬が最前にいた子に銀テープをかけるファンサをしようとしたら本来予定されていた方(Aさん)と違う女性(B)が天馬から銀テを奪い、事実上のファンサ強奪が起きてしまい天馬役の陣内さんがAさんに謝るという案件が起きました。

 

………あり得なくない??(怒)

この事件、私はとあるマシュマロさんから知ったので割と早くに情報が回ってきたのですが、読んだ際あまりの治安・マナーの悪さに絶句し、そして何よりAさんの気持ちを考えると私まで泣きそうになってしまいました。

以前エーステでの客降りは俳優オタクにとって地獄という事を記事にしたのですが、今回の出来事ほど、ひどく悲しい地獄はないと思います。

これ、Aさんが夏単のどこかのタイミングで天馬からファンサを既に受けていたり、天馬、或いは陣内さんのオタクじゃなければまだ救われるんですよ。原作好きは分からないけど、俳優オタクなら推しじゃない人からのファンサは無風でいられる可能性が高いから。まだ良い。

でも、これが天馬のオタクだったら??陣内さんのオタクだったら??

私はAさんでは無いのでその真意は分かりません。もしかしたら、思ったほどダメージを受けてないかもしれない。

だけどもし自分がそのどちらかのオタクだったら、舞台終わってからBの首根っこ引っ掴んできっと悔し過ぎて泣きながらスタッフさんに引き渡すと思います。上演中に過度のファンサを求めたという理由で。注意喚起のツイートはきっとしません。推しがそのツイートを目にしたら悲しくなるだろうから。そんなことするならBが出禁になるまで戦うのみだ。(好戦的な過激オタク)

先ほどの繰り返しになりますが、エーステって推しに干されると本当に地獄なんですよ。どれだけ先行申し込んで譲渡に苦労してチケットを取っても、推しが他の子にファンサしてるのを何回も見続けないといけない。自分にあれば良いけど干されたらその日はもう絶望。

リプにはDD茶の間が増えるし何ならその人達のがファンサもらえる事の方が多い。謎。

おまけに俳優オタだったら各地方公演を遠征してた可能性もある。長岡、名古屋の相場が定価割れしてた(つまり会場が埋まりきらない可能性)という話も聞こえてましたし、それが推しの舞台ならそらもう駆けつける人もいますよ。

そうこうしてやっと残り少ない凱旋、しかも最前で。推しに最高に幸せにしてもらう時間のチャンスを手にしたのに目の前で掠め取られたら。

気分はキンプリのシンデレラガールから一気に倖田來未の人魚姫ですよ(世代)

何よりこの事件の何が最悪って凱旋後半で起きてる事ですよね。もうAさんにエーステでのチャンスはほぼ巡って来ないだろうし、次回の秋、冬でこのファンサについて一律で取り止めになる可能性が高い。いやもうB許せん。

 

推しからの公式なファンサってその瞬間は推しと自分、唯一の二人だけのやり取り、そして自分だけが推しをほんの僅かに独占して二人だけの思い出を作れる最高の時間。この瞬間って本当に3次元オタクの醍醐味ですよね。

ルールやマナーを守って推しの前で良いオタクでいたから選ばれた。

それをルールもマナーも守ってないやつに奪う権利なんて絶対無い!!!!!!!!!

 

 

 

 

…………はい。

で、これを打ち込んでから私、今度はBについて考えてたんですよね。何故こんな行動を取ったのか。ここからはますます憶測ととんちんかんな考えなので話半分に読んでね。

 

1.単純に常識が無い自己中な人だった

一番最悪だけと、一番普通な理由。まぁあるよね。人間的にヤバいやつ。

2.本当に、勘違いで選ばれたと思っただけ

状況を聞くにあり得ないけど、これだったらもう仕方ないと思える。

3.観劇回数が少ない、或いはこれが最後だったので意地で

これはありそう。まぁ諦めろって話なんですが。

4.天馬の夢女子で見てられなくて

このあとの理由と似てきますが、これならわざわざ奪いにいく動機にはなるよね。2次元系での同担拒否なら、確かに間近で他の人へのファンサを見るのは普段無い分ショックが大きいかも。でもあかんよ。

5.天馬、ちゃんじんさんのオタクで、一回もファンサ貰えてなかったから

3と被りますが現実にあり得そうな動機その2。天馬のオタクだったら可能性大。俳優オタクの場合はオキラになる怖さがあるからこれだけならやらない…かな?

6.Bは元々ちゃんじんさんのオタクで、Aさんの事が嫌いだったから

確率はとても低いけど現実にあり得そうな動機その3。何ならこれが一番辻褄が合う。Aさんの事が何らかの理由で嫌いで、そいつのファンサを目の前で奪ってやる!!!と決意してやってたら、まぁ許せんけど多少は納得する。オキラになっても構わないならな。

 

 

まぁね、全て憶測なので全部違うとは思うけどね。それでも、許しがたい事件ですよ今回のことは。

エーステはどんどん動物園と言われ、推しが出演している身としては本当に悲しいです。秋冬も色々あったけど、加速してる感じがする。というかまだ秋冬の害悪のが平和だったのでは……??いやそれは無いか。

マジでね、公式から認められた場面以外で喋るな動くな。お前の度が外れた承認欲求なんて知らねぇ。ぬいも置くな造花も置くな。

とにかく!!!!!!

皆マナーは守ろうな!!!!!!これ以上やると本当にエーステなくなるよ!!!!!!

 

あとね、これは若俳オタからの無謀な願い事。

陣内さん、もし次にあなたがAさんをどこかの会場で認識する事があったら出来る範囲内で良いです。Aさんにお砂糖なファンサをお願いします。

今回の件でAさんを幸せにできるのは、きっと陣内さんだけだと思うから。

 

2019年下半期の若俳オタクまとめ

こんにちは!!!!大変お久しぶりです!!!気付いたら師走だよ!!!そんな訳で今年下半期の観劇まとめ。

 

 

・mission in B.A.C the stage(高田馬場ラビネスト)

 

鬼畜の所業。別名「公開収録ホストちゃん(亜種)」

 ……だと私は思ってる。いや割とマジで。

こちらは友人に誘われて(というかお願いされて)観て?参加?してきました。

実は私、井澤さんのお顔割と好きなんですよね。あと端から見る分にはとても面白い人なので…。

 LINE LIVEで配信されている、俳優さん方が視聴者と共にmissionという名のミニゲームやクイズをクリアしていくという番組です。

 で、この番組何が厄介ってクイズとかがメインの傍ら、視聴者からの課金アイテムの個数やポイントまでmissionと課してるんですよね…。いやまぁ、オタクからの集金として間違ってはいないんだけど。合理的だもんな。

 missionが終わり、番組終了前に10位から課金ランキングの発表がされ、3位以上には出演者のチェキがもらえます。

 まぁそんな番組なので、「舞台化するよ!!」と発表があった際は何のこっちゃとしか思えませんでしたね。そもそも運営がギリギリまでHPも作ってないし、果たしてストーリーがあるのかすらも分からないまま、タイトルのみでチケ発があったみたいだし…。

 で、一応ブロマイドやらのグッズもあったのですが、そこでは皆さんきちんとスーツ?タキシード?着てたんですよ。なのでそれなりにお話があるのかな…て思ってました。

初日の数日前に、携帯で配信されます!という情報が解禁され、まぁそこまでは元々LINE LIVEだし…と考えていたのですが、直前になって「携帯配信は会場内でも視聴可能です!」

という情報が更に追加されました。

…………????

んん?どゆこと??いや会場内の人推し目の前にいるのに配信見る必要ある???

と頭にハテナが大量に浮かびつつ、すぐに会場内の人にアイテムを投げさせるためと気づきました。

リアルタイムホストちゃんやん……えぇえ…

まぁそんな不安と共に、初日の配信を観たわけですが、特にストーリーも何もなく、ただ舞台上でいつも通り演者が課題をクリアしていくだけでした。

……ただの公開収録やないかい!!!!!!

しかも劇場で配信観られるって怖いですよね。この舞台、千秋楽とか以外は基本的に1人しか出演者いないから必然的に同担だらけになるんですよ。課金した瞬間を同担に監視されるの怖くない??

おまけに最後にランキング発表されるって怖くない??天下一TO武道会やん。。そりゃ友人チケット無配するわ…

まぁそんな訳で、事前に個人戦で疲弊しているオタク達を集めた千秋楽。三人の俳優さんが舞台にいたのですが今度は各俳優さんのオタク達の戦いが起きるんですね。ランキング形式怖いよー…

俳優さん達もその辺りが分かってるのか見えない戦いが密かに見られて、端から見てる分には楽しいけどこれは…て感じでした。

井澤さん面白かったな…。あと、ものすごいリーダー気質の人なんだなって思った。めちゃめちゃ頭良い人なんだと思う。回転が早い早い。

あ、この作品(?)映画化するらしいよ。ヤッタネ!!!←←

 

 

 

鯨井康介さんバースデーイベント2部(羽田ティアットホール)

 皆大好き東海道本線様、鯨井さんのバースデーイベに鉄ミュ勢がゲスト参加ということで行ってきました。お馴染み羽田国際線ターミナルビル。去年の反省を踏まえて早めの時間に行き、座席は前の方が空いてたら迷わず座るスタイルでした。

 鯨井さんが歌い、グアムのDVDを見て本人の解説を聞き、そしてゲストとお話…だったのですがまとめるのが大変そうな面子だったのとボケの大渋滞で予想通り、それ以上にめちゃめちゃ面白くてやっぱり鯨井さんのイベントは最高に楽しかったです。いやもうあのゲストをまとめきる鯨井さんすごい。鉄ミュのお話とかも聞けて楽しかったな。良き良き。

ところで去年壊れやすいと称した公式ペンラですが、ただの接触不良でした。普通にライトのとこクルッて締めたら1年越しに直った。すみませんでした←←

 

 

・Run For Your Wife(三越劇場)

皆大好き一慶さんの舞台です。一慶さんのお顔と、何より鮎川君が小学生の頃から好きなので行ってきました。

三越劇場初めてだったのですがすごいレトロな劇場で本当にワクワクしました。

内容は二重結婚を隠している平凡な男性がアクシデントに巻き込まれてしまったのをキッカケにスケジュールが狂い、それを元に戻して再び平穏な生活を送るために奔走する…というお話。元々イギリスのコメディ舞台なのでミスタービーンが好きな私はめっちゃ笑い倒しました。この舞台は客席に「どうぞ盛大に笑って下さい」感がとても醸し出されていたので安心して笑いました。面白すぎる分とても体力を使う観劇となりましたね。

確かにコメディなんだけど、上質な舞台を観た!と思えるとても良き舞台でした。お金がかかった舞台最高。

主人公の一慶さんが文字通り舞台の端から端までほぼ走りっぱなしですごい大変そうでしたが、一慶さん、こういうベタな洋モノコメディめっちゃ合う!!!奥さんへの口説きだったりルー大柴さんや警察の人との掛け合いだったり、ドタバタと走る様子がとっても違和感なく、如何にもって感じにもならず自然で素敵でした。

鮎川君を生で見るのは実はこれが初めてだったのですが、まさかおネエ役で初めて観ることになるとは…。小学生の頃から好きだった鮎川君はやっぱりあの鮎川君で、とても格好良かったです。キラキラしてました。人生で初めて茶の間ファンとして好きになった方なので憧れの人!という、推しとはまた違った純粋なファン感覚で見られて楽しかったな。おネエ役、最高でした。

あとルー大柴さんの「トゥギャザーしようぜ~♪」が見られただけでも定価の価値あったと思う。また再演とかあったらこれは行きたい。

 

 

 

・Three Rage(渋谷 シブゲキ!)

演技の好きな俳優さんが出てらしたので行ってきました。遂にシブゲキに入れたのですが最高だなあそこ…。不満が何一つ無い。

ヤンキーの三人が各々違う道に進み挫折を味わいもう一度立ち上がり成長する…というお話にクスリダメゼッタイ!を絡めたアウトサイダーもの?でした。

これ円盤欲しいよーー!!!最高だったよーー!!!

いやマジでこれの円盤めちゃめちゃ欲しい…。演出も脚本も全部が最&高だったんだよな…。シリーズにするならお願い円盤をくれ。

あと物販なんとかしてくれ。

まぁヤンキーものなので殴り合いの殺陣とか暴走族とか普通にあるし何ならスマホあるのに90年代な雰囲気がはちゃめちゃなんだけど、地方のヤンキーものとしては間違ってないしそれくらいベタなのがかえって良くて。

あと役者さんがすごい良い人揃ってた。中太さんが演じられてたボクシング部の池内先輩が本当に好きすぎて毎回出てくる度に恋した(?)最早推しなのでは??

好きすぎてファンレター書こうか悩んだくらいなので次回ぜひお願いします。その際はファンレター書きます。アンケートにも書いた。

劇場、キャストさん、演出、脚本どれも最高で私の今年一番好きな作品です。第二弾絶対行きます。普通に観たい。でも物販なんとかしてくれ。何で開始5分で毎回無くなるんだ…。準備しとけよ馬鹿野郎!!!(cv柿原)

ブロマイド毎回限定販売(しかも数部しかない)って何??

 

 

 

・舞台 サザエさん(浜町 明治座)

 毎月のようにあった推し現場の間隔が急に開いたので暇過ぎたのと、予想外に評判が良かったので行ってきました。明治座初めてだったのでウキウキでした。交通の関係で人形町から行ったのですが、予想外に歩くのでびっくりした。

 明治座に着くとのぼりが立っていて、ここに推しののぼりが立ったら最高だな…と思いながら劇場へ。明治座楽しいね!!フラッと観る分には楽しい。

2階席だったのですが、予想より全然近いし見やすかったです。まぁ花道は見えなかったけど。諸事情で2幕から入ったけどサザエさんの構成として違和感なく観れました。

内容は10年後の磯野家。波平さんは定年退職、マスオさんはそれなりの役職、タラちゃんは真面目な中学生。カツオは大学生、ワカメちゃんは専門学校生!(これはちょっとびっくりした)。タラちゃんには小学生の妹さんができましたがアニメにいないからでしょうか、林間学校に行ってるという(ご都合主g…)設定で登場しません。

私は二部から観たのでお話が途中からだったのですが、開演数分前に昔のサザエさんで使われていた?楽曲が流れたりしてました。

お話もね…すごい良かった。まぁベタっちゃベタなんですが、磯野家という昭和の家族構成の持つ課題をサザエさんの世界観で解決に向かおうというお話。これを令和の時代に自然に描けたの本当にすごい。脚本と演出の方天才。

これはタマを擬人化したこと、ご先祖様を出したのが大きいのかなと思います。日常に近すぎるサザエさんの世界観の現実みを、少なくした事が勝因かな。

「家」と「家族」のテーマにきちんと向き合えた結果だと思います。

キャストさんも皆さん最高でした。藤原紀香さんキレイだし、真夏ちゃん可愛い。松平健さん最高に波平さんだった…。あと大道具すごい。磯野家を回転式にしたの神。

荒牧さんの大人カツオもすごい良かった。流石。花沢さんとのシーン楽しかったな。

最後緞帳が降りた時の「東芝」は面白過ぎた。ご高齢の方々も沢山いらしてたので、大衆演劇らしい雰囲気もありそれも楽しかったです。

 

 

メサイアー黎明乃刻ー

 やっぱり現場無くて暇な時間ができたので行ってきました。メサイア初めてだったのですが、まさかの初見が完結編という。なんてこったい。

またしても一慶さん主演な舞台です。最早一慶さんのオタクなのでは???

メサイアは世界観等を軽く知っている程度でしたがずっと気になっていたのですごくワクワクしながら観ました。

内容はご存知の通り近未来、公的な存在を抹消された警視庁の特殊部隊「サクラ」。サクラは使い捨てされる存在としての厳しい掟がある。そんな中、彼らには唯一互いに支え合える相棒「メサイア」という存在があり…てな感じ。(で、合ってる?)

詳しくはWikipediaさんにでも聞いてくれ。

いや……最高に素敵だったな…。

いわゆるバディものなんだけど、サクラが死と隣合わせなこともありメサイアの存在をより引き立たせていて…。

これは!!!オタクが好きなやつ!!!

てなった。割とマジで。

私、さっきスリレイでも書いたけどこの手の話大好きなの……いやまぁメサイアのがバリバリシリアスなんだけど。それはそう。

まず近未来な世界観が最高だよね。このリアルにありそうなSF。設定もそこまでガバガバではないし、考えながら見るにも、ただただ世界観に浸るにも最高。

あまりに最高で文庫本買いました。楽しい。

 

 

 

 

 

・舞台劇「からくりサーカス」(新宿 新宿FACE)

 演技が好きな俳優さんが出てらしたので行ってきました。プロレス場で舞台という不思議な現場でした。

 開演までの時間劇中のピエロさんと大道芸の方が交互に出てきて上演中の緒注意や大道芸が観られてとても楽しかったです。

 内容ミリ知らでしたが話がすごい練り込まれてて楽しかった!!!コロンビーヌとディアマンティーヌ可愛かったな。ニコニコしちゃった。

 あんステのなずな役の大崎さんをなずな以外で見たのは初めてだったのですが、なずなとは全然違う役どころで素敵でした。そして客降りだらけの舞台で本当に楽しかった。通路使う使う。楽しかったしかない私の悲しい語彙力。

 カピタン劇場が面白すぎて初見でひたすら笑い転げてたのですが、あれすごくない???あとフェイスレス司令すごい好き。This isラスボス!!!て感じで最高だったな。

 あとなんか最後の宇宙で戦うところで主人公とラスボスが人形を扱うシーンでなんか小さいロケットの人形があってそれが個人的に笑いのツボでした。

 アフト回に入ったのですがその日のアフトが最後の四人で、全員あちこち自由にしゃべる方達だったので収集つかないの本当におもろだった。

 個人的には東側が優勝だったと思います。良き舞台でした。

 

 

・「ミュージカル青春鉄道 Rails Live2019」(舞浜 アンフィシアター、森ノ宮 WWホール)

 鉄ミュです!!!ライブです!!!私の本命舞台のライブです!!!

 ついに鉄ミュがライブですよ……原作オタクなので大歓喜でした…もうウキウキしながら全部のチケット取ったよね。

 発表された時から鉄クラみんなウキウキで、ウチワやペンラの話をずっと繰り広げてました。まずライブがどんなものになるのか、果たしてアンフィは埋まるのか、次回作はどうなるのか…全てが謎に包まれていましたね。

 東京は物販がとにかくすごくて…。私は開演前の物販を諦めました。鉄ミュでこんなに物販列がヤバイのを見たのは初めてかもしれません。あと、物販でちびっこちゃん達のブロマイドが先に売り切れたのちょっと感動した。

 鉄ミュは原作オタのお金の使い方が俳優オタ以上な事が多いのでびっくりする。私も普段グッズはカレンダーとか推しにバックありそうなものでは無い限りあまりお金使わないタイプですが鉄ミュは別。愛を寄越せと堂々と煽られるので気持ちよくお金使えるんだよね…。今回ランブロの種類も増えましたし、オタクのお金をきちんとアテにしてくれる姿勢は大好きです。隠し撮りショット、普通にちびっこちゃん達の方が良すぎて欲しかったもん。西武警察は天才でしょ。

 ライブは本当に楽しかった!!!元々舞台の時にコーレスや万歳をさせられているからかすごいみんなノリが良い。サイリウム揃えたりウチワ持つの楽しかったな。今回東京は2推しがいたのでそれもウキウキでした。2推しの秩鉄マイラブ最高だった。ジュニアックやフライング東上、東海道兄弟のとこ本当に盛り上がったし、西武のターン!!はとにかく黄色のサイリウムで万歳沢山した( ^ω^ )

 あと、ライブなので客降り曲も勿論あって、そこでのオタクのマナーに感動した。りんかいのファンサタイムではちょっと気になるところもありましたが、それ以外。青春パーティのところとかエーステと天と地の差でした…。銀テープの奪い合いが無かった!!!すごい!!!客降りで過度のアピールが無かった!!!すごい!!!

 あと東京は最前でファンサもらえたのも良い思い出です。すごい楽しかったな…。2推しありがとう…。あと私はやっぱり一慶さんのオタクなのでは??

 大阪もウキウキしながら行きました。今年2度目の遠征でしたね。初日九州上官に息を飲んだり、千秋楽で異常なテンションで盛り上がったり。そこで4の匂わせがあったの

が恐怖です。九州行くのか私。マジかぁ…行くけど…。

 鉄ライはどのタイミングもハッピーでしたね。けれどまさかそれが滝口さんの遺作になるなんて思わなかった…。千秋楽、見れて良かったな…。滝口さんの西秩好きだったから、本当に見れて良かった。ありがとうございました。

 九州公演あったら行きます!!!鉄ミュは地方公演のが絶対盛り上がるから楽しみ!!!つばめ様にお会いできるの楽しみです!!!

 

 

 

 

 

・劇メシ「ハイイロキツネは二度遠吠う」(恵比寿 カフェパーク)

 友人に「ぼっち飯が辛いので来てくれ」と言われて駆けつけました。事前に後輩ちゃんから面白いと聞いていたのでそれを信じて行きました。結果、めちゃめちゃ面白かった!!!

 入場30分前にゆるゆる恵比寿から向かったところ既に整列ができていてちょっとびっくりしながら合流した友人からチケットをもらうとチケットに座席が無い。

 聞くと座席は自由席だそうで。謎に満ち溢れながらとりあえずアイスティしか選択肢の無いワンドリンクを交換し、友人の指示を受けた座席に。各々狙いの座席に座られており椅子取りゲームを会場で繰り広げると思いませんでした。これは一人で観るの心折れる。

 席に座るとワンプレートなご飯が来たので美味しく食べました。サンドイッチがめちゃめちゃ謎に美味しかった。豆は美味しくなかったけど。あとキャロットラペに入ってた油揚げも美味しかった。豆は美味しくなかった。

 ご飯を食べていると途中でキャストさんが来て前説が始まり、その際にドリンクを頼むと劇中にファンサを貰いやすくなります。

 内容はカフェの店内に潜む詐欺師を探せ!!というお話。そこに謎の兄弟や拳銃を持つエキストラ、刑事さんなどが色々な人が絡むコメディ。兄弟の二人が壮大な出オチで吹きました。なんだあのポリシックスとアフロ。いやまぁこの話の中心この二人なんだけど。

 二人が座る座席の横がスペシャル席で、コラボドリンクや刑事さんの縄をほどくとこでめちゃめちゃ構ってもらえます。割りと縦横無尽に動くので遠くでもすごい楽しかった。

 ドア付近での兄弟二人のアドリブも笑ったし、エキストラの人の勘違いもめちゃめちゃ面白かった。

 最後、「カット!!!」の声で自分達もこの作品の出演者みたいな気分になれるのも素敵な演出。

 よく1時間でキレイにまとめたなぁ…と時間が短いのも良きでした。伏線回収キレイだった。秋単この倍以上の時間かかるんだよね…。ハッハッハ。楽しいから良いけどさ。

こちらが今年の観劇納めになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

はい!!!!!!←←

相変わらず推し主演だったりメインの舞台は外して書いてます。もし気付いても知らないフリしていて下さい。

今年はこれ以外にも本当に沢山舞台見れたしイベントにも行けたしすごい楽しかったな。鉄ミュリリイベとステフェスがまだあるのでそちらも楽しみです。リリイベで発表あるかな~。

来年最初はエーステ秋単です。死ぬ気でチケット取りました。初日楽しみだな。

秋冬は泣いてばかりでしたが、今回は大丈夫でしょう。笑顔で見れたら良いな。

 

武装するものなんだろな(若俳おたくコスメ)

 こんにちは!!虚無舞台に関して読んで頂いてありがとうございます!!!

あくまで一個人の体験談ですので、その辺りはご了承下さい。

 

 さてさて!!!もうすぐ現場だし、暇潰しも兼ねてつらつらと。今回はコスメのお話。

 コスメ…というかメイク、皆様されてますか??されてる前提でおりますが、どうでしょうか。

 若俳界隈に来てから、私はメイクするのすごい楽しいです。服を買うのも楽しい。推しに感謝ですね。

 コスメをフラフラと眺めるのも大好き。推しとの接触とか、気合い入れたい現場ではもうプロにフルメイクお任せしてお金で顔面を買う私ですが、毎回お任せは流石に厳しいので…。普通に観劇等では自分でします。

 てか現場に化粧していかないの損じゃない??や、私は良いのよ。別に。その分自分の株が上がる訳だし。自分以外のあらゆるオタクが素っぴんで来ようが、部屋着みたいな服着てこようが観劇マナーできてりゃ良いのよ。そういう人が隣に来たとき私はむしろラッキーと思ってしまう過激派オタクなので…。

 実際、素っぴんで服適当な方が隣に来たときは比較的キャストさんからファンサもらえやすいです(推しから貰えるとは言ってない)。

 何か私この前の現場で上に書いたような状態になった際、あるキャストさんから投げキッスを貰ったら隣の素っぴんのお姉さんに睨まれました。知らんがな。私は推し以外のファンサは無風のオタクぞ。何なら反応に困って微妙な笑いしかできなかったぞ。推しには遠くから曇った顔をされました。ごめんな推し。誤解だから安心してくれ。

 かといって私も顔面はそんなに良い方ではありません。山本美月ちゃんの顔になりたいものだ……まぁ無理なんだけど。それはそう。

 顔面ある程度無いとできない仕事はしてるけど、やっぱり周りの子のが可愛く見えるもんな。現場でも可愛い子ばかりでアイドル好きな私と推しのオタクな私が脳内で喧嘩してる。

 

 ………話は変わって。

 まぁそんな訳で、この残念な顔面をどうにかこうにか武装して、現場に通っております。私は汗をかきやすい人なので、なるべく崩れないように…とメイクしてます。

 イエベかブルベかは未だに調べ損ねているので分かりませんが、オータム色がとことん似合わないのでオータムではない。それは確か。

 エスプリークの北川景子ちゃんが着けてたリップの似合わない女です。私は北川景子にはなれない(それはそう)。悲しい。

 ではでは。参りましょう。限界アラサーオタクの参考にならないメイク用品。リップ以外は現場で出さないし!…てのもありドラコスばかりですが。

 

 

 

 

・化粧水など。


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アホなオタクなのでスクショで失礼します。

無印良品の敏感肌用高保湿の化粧水・乳液。

 私はこの化粧水の前に導入化粧水を先に使用しています。導入→化粧水→乳液。

 これはねぇ、コスパ最強です。そしてはちゃめちゃに優秀。バシャバシャしたいオタクなのでこれをずっと使ってます。今のところ肌トラブル無し。

 一時期サボリーノの化粧水ミスト使ってたけど、あれはあくまでも冬とかの乾燥しやすい時期に日中の保湿に使うものだなぁ…と学びました。あれだけだと乾燥ヤバい。

 導入化粧水はね、使うと本当にスン…て秒で顔に染み込みます。スン。驚くレベル。

 現場前はウルルンのパック(青)か、メーカー分からないけど韓国の100円パック使ってます。どちらもドラッグストアで買えるのでおすすめ。韓国のパックは目元までパック部分あるし、結構細かなところ微調整できるので良き。

私は保湿重視です。夏でも日焼けで目元乾燥してしまうので…。汗はかくけどオイリーにはならない不思議。ちなみにこの悲惨スキンケアでも肌の調子はそんなに悪くない。

 

 

 

・下地


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セザンヌ皮脂・テカリ防止下地

これ600円ですよ奥様。600円てなんだよ。神だな!

 私は顔の赤みが気になる人なのでブルーベースの利用してます。つまりこの色。

こちら、散々神と言われてきた代物ですが値段に半信半疑でとりあえず利用してきた私。

 しかし、つい最近お願いしたフルメイクのお店での下地がまさかのこれだったし、何なら夜遅くまで崩れなかったので一気に株が急上昇。やったね。

 実際他の下地より良いです。使いきったらマキアージュ買おうかと思います。

 

 

 

 

・ファンデーション

普段はサッとパウダーを塗って終わる私ですが、現場がある!!化粧持たせなければ!!マチソワ両方!な時は肌が弱いのでこちらを



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ちふれ リキッドファンデーション

こちらを薄めに塗ってます。隈とか結構隠してくれます。便利。私はほんのりピンク?を使用してます。

これすごいの!下地との相性が良いのかほとんど崩れないの!おまけに850円と来たもんだ!!←←

ちふれは肌に一番合うので前はパウダー系を利用していたのですが、これに変えてから化粧直しすることがグンと減りました。

…ていうか私が合わない色を使っていただけでは??(今更)

 

 

・パウダー

以前はクリアラストの黄色いやつとかも使っていたのですが、これに変えてから肌が痒くなくなった。


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キャンメイク マシュマロフィニッシュパウダー

……神じゃない??デパコスより使えるの優秀。

優秀過ぎて夏場の崩れやすい時期はこの子だけ使ってます。私はMP。何かね、前はMOだったんだけどどうにも厚塗り感がずっと気になってて、試しにMPに変えたらそれが一気に無くなった←←

ということは私はイエローでは確実無いのかもしれない…←←

しかしこれ本当に1000円なの毎回ビックリする。リフィルは700円くらい。ビビるね。

 私、顔の赤みがとにかく嫌だったのですが、この子は本当に何もかも消してくれるのでありがたいです。もうこれだけでベースメイク完成。

ただ、量をミスると一気に鈴木その子(若い人に伝わるかなこれ…)になるので気をつけて下さい。

 

 

 

 

・アイシャドウ

色々な色をその日の気分で選んでます。楽しいよね。シャドウ塗るのと塗らないので化粧感が全然違うし。
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オーブ ブラシひと塗りシャドウ

……天才。

これはねぇ。発想が天才ですよ。

今でこそシャドウの塗り方を覚えたのでもうこれ以外も使ってますが、アイシャドウ初めての方にオススメです。

下地塗って、ブラシでササッと塗ればあっという間にグラデーション完成!!!すごくない??不器用な私にピッタリでした。ありがとうオーブ。天才(語彙力)

 私はピンク使ってましたが、新作のオレンジやレッドも可愛いんだよな…。これは全色揃えたいくらい使いやすい。これと、もう一つ後述のシャドウ使えば無敵です。


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excel シャイニーシャドウ

これも天才なんだよなーー!!!私はヌードピンクを使用しています。最近シルバーも買いました。先に軽く塗っておくとめっちゃ色が引き立ちます。

何が最強って、指で使い続けても最後までラメが無くならず、光沢も出なかった。おまけに少し目元に置くだけでビックリするくらいキラキラするし、あんまり落ちない。最強。

上にも書きましたが、オーブ塗ってからほんの少しだけオーブの色に合わせた色でこれをポンっと載せると見事に可愛い瞼が完成します。私は本当に化粧が付きにくく落ちやすい可哀想な人なのですが、この子は別。すぐに発色するし比較的長時間キラキラしてくれます。かといって、うまく使えば下品にもならない。良い子。

あとね、半年は持ちますので長い目で見ればコスパも最強です。新作の濃いめピンクも気になるけど、涙袋とかに使いたいからまたこの色買うかも。


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キャンメイク ジューシーピュアアイズ

こちら、実は遠征中にうっかりシャドウ持ってくるの忘れて買いました。

アプリコットピンク。その後ピンクのとこをチークとして転用してます。ちょうど良い色だし、便利。コーラル可愛いよね。

ただ、ベースのピンク以外の色が薄めなのでその部分以外は使ってません。

パープルのやつは使いやすいと思います。

※ここで先日とある方のマシュマロで得た有益情報!!光沢出てきて固まったシャドウはセロテープで表面をペタペタすると復活します!!実際やってみたら復活しましたー!やったー!!

 

 

 

 

・アイライナー

これが無いと目が無くなる芸人なので…。

アイライナー、色々使いましたが結果この子になりました。


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・ヒロインメイク スムーズリキッドアイライナースーパーキープ

私、目が無い芸人なので本当にすぐアイライナー消えるんですよ。滲んで無くなる。

そんな中たどり着いたのがこちら。私はブラウンブラック使ってます。

アイライナーはメインをリキッドにし、長時間崩したくない時はペンシル型のを隠しで使用してます。そちらは薄付きで良いので割りとどんなのでも。ペンシル→リキッドです。普段はリキッドオンリー。

目力強調したいのでほんの少しだけ睫毛の上にラインを書いてます。もう、本当にギリギリ0.01㎜くらいのとこ。それだけで全然「化粧してるぜぃ!」感が違う。

推しとの接近が近い日はほぼほぼ睫毛の際のみかな。

 

 

 

 

・マスカラ

私が一番メイクで気合いを入れるのがアイライナーとマスカラです。マスカラはキレイに盛れると本当にテンション上がる。

上を重視して塗ります。下はちょこっと塗るだけ。元々睫毛長い人なのですが、やはり塗る塗らないで圧倒的に顔が変わるので…。

理想はブラックブラウンなのですが、機能性重視で。


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・D-up ファイバー超ロングマスカラ

前はメイベリンだったのですが、あれフッサフサになるけど落ちやすくて…。

こちら使い初めてからはずっと愛用してます。はちゃめちゃに睫毛伸びるよ。

D-upのはNMB吉田朱里ちゃんがYouTubeでオススメされていたので、めっちゃ信頼してます。ボロボロ落ちないのも良き。

 

 

 

 

・チーク

実はあまり塗りません←←

おてもやんになるのが怖くて…。割りと血色良い芸人なので、上述しましたアイシャドウのピンクをちょこっとのせるくらいかなぁ。

あ、でものせるとしたら


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キャンメイク パウダーチークス

キャンメイクって本当に天才だと思う。

あ、でも本当にこれは時々使う感じです。なのでデパコスの発想がそもそも無い。

 

 

 

 

 

・リップ

 どれだけドラコスでコスパを良くしても、一番目に付くこれだけはきちんと良いものを。というのが母の教えです。

 リップは一番取り出すことの多いものだし、気合いを入れるのがアイメイクなら仕上げの武装完了の合図がリップ。可愛くて、自分のお気に入りを使う。現場や服装で変えてますが、よく使うものを…


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イブ・サンローラン ルージュ ヴォリュプテ シャイン

これはもう鉄板!!!

私は15番を所持しております。めちゃめちゃ可愛いですよね。観劇やよそ行きの時はこれをメインのリップにしております。

マンゴーの香りがとても海外お高級リップ!て感じでそれもテンション上がる。

ただ、悲しいかな私は色が付きにくい人なのでその日一番最初に塗る時はこれの下に後述のオペラのリップをひと塗りするようにしてます。そうすると持ちが良くなる。気がする←←

最近、45番のタキシードレッド?がとても気になって試しに店頭で着けてもらったのですが、めっちゃ発色よすぎてティッシュオフで良い感じになりました。これに近い色を探した結果は後程。

 


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ジルスチュアート リップブロッサム

可愛くてお気に入りです。最近は自分が合わせたい色が変わってしまったので出番が少ないのですが。レッド系の色を所持。

ジルはもうパッケージが可愛いですよね!!持ってるだけでもテンション上げてくれるの嬉しい。あと、蓋の上にある鏡が現場で重宝します。ササッと塗り直したい時に便利です。

 

 


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・オペラ リップティント

皆大好きオペラ~~!!!!!!余多の女性(多分特にオタク)を救ってきた神のリップオペラ~~~!!!!!!

満を持して登場です。天才とかを越えて最早神の化粧品。ありがとうオペラ。

私、グロスが苦手な人なんですよ。でもキラキラさせたい。そんなアンビバレントな思いを叶えてくれたのがこのリップ。私はコーラルピンクを使っています。定番。

あと、最近すごくお気に入りなのは今年の新作?復活?したヴァーガンディ。すごく大人っぽい色で気に入ってます。

ただ、この色は私みたいにアラサーだと違和感無くキレイに仕上がるけど、もう少し年齢が下だと使うの難しいかもしれない。あ、でも秋コーデの時はいけそう。めっちゃ大人になれるの良き良き。

少し乾きやすいので必ずリップクリーム塗ってから使うよーに!!!

 

 


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キャンメイク ステイオンバームルージュ

本当は今廃盤の11番ラズベリーピンク?が欲しかった。何故なら580円でイヴ・サンローランのタキシードレッドを買えるから。

似た色を安価で試してから買おう!!!と意気揚々と買いに行ったら廃盤でシュン…てなり、銀座インズのイッツデモのお姉さんに11番に一番近い色を探してもらった結果がこれでした。使ってみたら予想以上の良さで気に入ってます。その後改めてタキシードレッドを店頭で試してみたらあまりの発色にちょっと怯んで、イヴ・サンローランは買ってません。

最近、前述のヴァーガンディを薄く塗ってからこれをメインにする技を覚えました。そうするとちょうど良い色合いになって良き。

 

 

 

 

……はい!!!!ここ最近の私の武装道具はこんな感じです。ね?全然参考にならないでしょ??

ノーズシャドウとかすらやってません!!!(笑)

まぁそもそもノーズシャドウできない顔なのもある。男顔なので…←←

もっとメイク上手くなりたいな。

そろそろ秋の新作が出てくる頃なので楽しみです。劇場の記事の更新もしよ。

今度はどんな色で推しに会おうかな?

虚無舞台を観に行った話

お久しぶりです!現場が無かったのでのんびり労働したり、リボステのリリイベに行ってみたり、品川プリンスで気の狂った集会(※鉄ミュ)に参加して万歳したりしてきました。

 さて、先日とある舞台に演技の好きな方が出ておられるため行ってきたのですが、その舞台がまぁ初日前、何ならチケ発前からひどい有り様でして。これが…虚無舞台…と次回虚無リンピックが開催されましたら、ぜひ熱い応援の声を送りたいレベルの虚無を観て参りました。

 どの舞台か当ててみて下さい。多分一発で分かると思います。もし答えが分かった若俳界隈の方で観た方がおりましたらめちゃめちゃご意見聞いてみたいです。(※この記事は6月前に書き始めてました。)

 

 

 

 

 

 演技の好きな俳優さんから次の現場発表が来た。

 その頃私はエーステでとても疲弊していたので、何か他の舞台がとにかく観たいと考え、チケ発が来たらチケットを取ろうととりあえず粗方の情報を追うことにした。

 

 その舞台の情報は何故か公式のHPではなく、ネット記事のようなものに全て載っていた。

 

 公式サイトが無いまま、その舞台は高度な情報戦から始まった。

 チケットの先行情報が無い。あるのは公式先行とキャスト先行に関してだ。

 少し検索してると、どうやら数人のキャストさんで有料先行があるらしい。

 チケットは二種あり、S席(と書いとく)は前方確約では無いが、特典が付くらしい。……おい、その情報を普通は作品の公式が出すべきなのでは…??

 おまけに、有料先行は公式のキャス先と日付がズレていた。私が取りたいキャスト先行より、有料の方が早い。

 そして有料ということ、S席に確約が無いことから、指定もこの有料の方が良席が出るのでは無いかと考え、ひとまず指定を一枚申し込んだ。

 ちなみに、有料先行が始まった時点で公式サイトは無い。

 

有料先行が始まった三日後辺りに、ようやく公式サイトが出来上がった。この時点で虚無な予感しかしない。

 S席の特典も発表されたので、その情報を確認した私は、始めその特典に目を疑った。

ブロマイド等が付くのは良い。しかし何故ランダムなのだ。おまけに、それはキャスト先行でも同じだと言う。

………いや、キャスト先行はさ??そのキャスト目当てで観てる訳じゃん??せめて選ばせろよ。それかそのキャストのをつけてくれよ。

 

(おいおい…)と思いながらも、目当てのキャストさんでS席も先行を申し込んだ。前方確約~の件もあったので、二枚取って微妙な席はお譲りに出すことに決めたのだ。

 

この出来事の前に原作の会社が倒産していること、更には先行と前後して原作ゲームのアプリまでサービス終了してしまったのには笑った。虚無な予感しかしない。

 

当落はエーステ大阪と凱旋の狭間に来た。まあ当然ながら二枚とも当選。同時期に鉄ミュの当落も来ていた。この時、エーステラジオや春単独の当落も来ていて、チケット管理がちょっとだけバタついていた。

 

公式先行が終わり、キャストビジュアルの発表があり、見てみたものの

「こいつはやべぇぞ」

という感想しか出てこなかった。

ペラペラなベタなアイドルゲームみたいな安っぽい衣装、修正や加工があまりに下手すぎて、寧ろ素材を殺してきた写真。これ大学生とかが作ったんじゃねとしか思えないデザイン。

 

………間違いない。虚無な予感しか無い。

 

いやこの舞台さ、一応バンドものなんですよ。もっとさ、ビジュアル何とかならんかったの???よくあるアイドル作品じゃないんだぞ???

あ、めちゃめちゃヒント出してしまった。

 

 

4月に入り、その舞台も稽古が始まった。すると今まで冬眠してたのかと思えるほど、公式Twitterが動き出した。

それと連動して、キャストさんのSNSも動き出す。楽器の練習を毎日して手に豆ができたり、同じグループ同士の、よくある稽古写真。

公式もあの3月までの体たらくは何だったのかと問いたいくらいにほぼ毎日きちんと働いていた。しかし遅い。遅すぎる。もう少し早めに動かないと、オタクの不安感は拭えないぞ??ただでさえ公式の会社が倒産しているのだ。不安感しかない。

 

チケ発。好きなキャストさんの方の先行で取ったS席は上手の10列目。。。上手??

おいキャス先だぞ。私が好きなキャストさんはベースだぞ!!!!ベースは下手だぞ!!!!

何故ベースのキャストの先行で上手という立ち位置と真反対な席が出るのか。そんな疑問を持ちながら、もう1枚。有料キャス先の指定席。こちらは19列の通路席

有料先行が後方ながらきちんと通路席を出してきたのは流石だなと感じた。まぁ指定だし、後方なのは致し方ない。この時はそう考え、指定席をお譲りに出すことにした。

 

 

 

そして5月。世間ではエーステ春が始まり、改元による長期GWで浮かれているなか、私は少し戸惑っていた。

………チケットが捌けない。

 

定価9000円のチケットを、7000円に値下げしても捌けない。GWが終わり、5000円にしても、とにかく捌けない。

 

慌ててTwitterを見てみると、それもそのはず。その舞台のチケットはほとんどが定価以下で譲渡に出されていたのだ。

9000円が5000円。中には4500円と、半額まで値下げしている人もいた。そりゃ捌けないわ。

私は万が一のために、後輩に該当の公演日の予定をラインで聞いた。

 

 

 

私の本命、鉄ミュの初日が先に来た。シリーズ初の西武スピンオフ。こちらもキャストがほとんど初めての方だったので、正直不安しか無かったのだが、そんな事を感じさせないくらい、とても良い舞台だった。キャストさんの全力、脚本の面白さ。もう本当にね、良い舞台だよ鉄ミュは…最強だよ…。

7800円以上の楽しさを味わい、その日はニコニコと帰宅した。

 

 

その数日後、結局チケットが捌けなかった私は後輩と待ち合わせした。例のエーステで出会った彼女である。

彼女は今日も可愛らしい。ニコニコと挨拶する彼女を見て、私は彼女の貴重な二時間を頂戴するのが何だか申し訳ない気分になった。

 

 

開場時間に到着すると、既に物販には長蛇の列が出来ており、係の人から今から並んでも開演に間に合わない旨が伝えられた。

物販を諦めひとまずお手洗いに行き、開演10分前に入場し、少し後輩とお喋りしてから座席に着いた。キャスト先行だから、周りはそのキャストさん目当ての人ばかりだろう…と、考えていた。

席に着いて何となく周りを見渡す。

通路から4席目。まず、私の右隣2席は空席。

そして、私の左隣の人から突き当たりまで、つまり11列目最上手までは誰1人いなかった。11列上手ブロックは3人しか座っていないのだ。

更に、私は前の人も居なかった。まぁ観劇するには快適なのだけど。前も2席空いている。

そして、恐る恐る後ろを見る。

…人が、居ない。誰もいない。

何なら後輩の座ってる列の手前までいない。そりゃ思わず「はっ!?」とか叫んじゃうよ。開演前なので許して。

人がいない事態を隣の方とお話し、その方がまさかの私より五歳以上歳上な事にも驚き、オタク活動というのは人も若返らせるのだな…と改めて感じながら開演を待った。

 

開演時間を5分ほど過ぎ、ようやく舞台がスタートした。

テンションの高いオーバーチュアーが流れ、舞台に照らされた映像に、「stand up!お立ち下さい」と流れる。どうやら先にライブらしい。

この舞台は4バンドが対バン方式でライブをする。最初のバンドが演奏を始めた。

しかし、ほとんどが地蔵である。特に前方席ほど地蔵。

郷に入っては郷に従えな私はひとまずのっておくことにした。だが、のってるのは私の周辺、つまりS席の後方にいる原作オタクのみ。前方席にいけばいくほど、地蔵の多さが目立つ。

後ろの席がガラガラなのも相まって、とても冷ややかな温度差が伝わってくる微妙な時間だった。

 

ライブが終わり、舞台上での演技が始まる。

………のだが。

主演級の俳優が何度も噛む、脚本はスカスカで中身が無く単調、演技指導きちんとしたのか??というくらい棒立ちのキャスト、更には「舞台」「演劇」だというのにあまりに棒読みのキャスト……

……あのー、これ、お金払ってるんすよ。1万超えてるの…良いけど…

演奏も大事だけど、本編は舞台では…??

そんな訳で段々虚無り始めた私。勿論、演技のうまい俳優さんも何人かいて、その人が話すと安心した。平和。

あまりにつまらなすぎて、段々と劇場の照明を見始める私。いやぁ…照明最新式でキレイだったよ。

まぁ何やかんやあって、途中、「練習しよう!オー!」

みたいなところが終わった瞬間、いきなりメイキングのような映像が流れ始めた。

………メイキングの使い回しか?練習風景という名の使い回しか??この時間も演技のしようあったのでは…?

 

そして物語は解決に向かい、またライブである。そのライブももう何だか設定がとってもメルヘン。いや、王子様コンセプトのバンドがあるから仕方ないんだけど。

そして好きなキャストさんは良いように使われ、舞踏会のダンスなんぞ踊らされてた。背高いからね。

………いやこれロックバンドのライブちゃうんかい!!!

 

まぁそんなこんなできちんとロックのライブを唐突に終えると、今度はまた唐突に森の吸血鬼達が出てくる。

……吸血鬼、何??流行り??

この時期、ちょうど吸血鬼というか、何か観る舞台で全て首を咬むシーンがあったので、昨今の演劇界での謎の流行りを考えてしまった。

そして、ラスト。ライブ終わったぜ!ぃえぁ!!!!

ではなく、

「こうしてみんな幸せにくらしました♪チャンチャン♪♪」

というめちゃめちゃな結末。

 

 

………????

 

 

 

や、私は一体何を見せられたんだ…??? 

お遊戯…会…? 

鉄ミュ…観てえなぁ… 

 

舞台が終わり、再び後輩ちゃんと合流。まず、この虚無な舞台のために私のために二時間くれた彼女に謝罪の言葉を述べた。座席を埋めてくれただけでなく、彼女の貴重な若いときの二時間をくれたことに感謝だ。

どうやら彼女に渡した席(W列)が指定の最前だったようで、本当に良席は全て有料で出たんだなぁ…と改めて感じた。

 ちなみに、キャス先の謎はカテコの立ち位置でした。そうじゃねぇよ。

 私がライブ中、郷に従ってる最中とりあえず虚無の匂いしか感じ取れなかった彼女は、ガラガラの座席を埋めてほしいために招待されたから来た若手俳優の繋がり、或いは彼女面風を装って腕組みしてライブを観ていたらしい。それを聞いてめちゃめちゃ爆笑してしまった。何それその遊び。天才。

 劇場から離れ、不二家レストランに入ってケーキを食べながらひたすらこの虚無の改善点を話し合ったが、そもそも改善点がありすぎてどうしようもなかった。不二家のショートケーキは美味しかった。

 

 

 

 

 

 

………はい!!!

本当はこれ作品名は伏せて置こうと考えてました。しかし、若俳まとめを先に上げてしまってるので、もう答え出してしまいますね。「ダイナミックコード」でした。ヒューリックの照明しか覚えてないわ…

この作品、その後翌日から一気に4列以上座席詰められたんですよ。ダイナーシートの意味。

関係者席はそれはもうマナー悲惨でした。埋めに…来たんだなぁ…て。

しかし、千秋楽は幸い詰めずにほとんど座席は埋まり、客席もそれなりにノリが良かったのでホッとしました。テンポもスムーズでしたしね。

 

 

しかし、チケット代がこのクオリティでエーステより高いのだけは納得いかん。譲渡祭りで2000円のチケとかありましたよ…

 

 

……虚無リンピックが次回ありましたら、間違いなくこれを推します。

2019年上半期の若俳オタクまとめ

こんにちは!!!!お久しぶりです!!

前回の記事からあまりに久しぶりなので下書きしていた記事を無視して書くことに決めました。上半期オタクまとめ。それでは1月からいきましょう

 

 

 

あんステMoM(1月外苑前 日本青年館)

 例のなめ介で問題になりましたあれです。最新作は降板になりましたね!!!!おめでとうございます!!!!(祝おうとすな)

本当はエーステが新年最初の舞台予定でしたが、応援上映以降、その後が気になっていたこと、元々あんスタ好きなので行ってきました。譲渡あっさり見つかって、それも何だかなあという感じです。

内容は良かった。恐らくあんステ史上最高の出来でした。何ならJoKより良かった。ステフェス事件、なめ介事件が無ければきっとどの会場も埋まったと思います。本当に勿体無かった。

ヴァルのお二人も、大崎さんも、新しい英智君な笹森さんも、みんな凄い良かった。他の皆も頑張ってた。

それ故に、あんスタオタクとしては悔しく感じました。隣の席の方が、なめ介が出てくる度にうつむいて目を背けていた事を私は忘れないと思います。

翌月のエーステとの温度差も。

 

・エーステ秋冬(1~3月 青年館、梅芸、銀劇)

 この作品に関しては前回の記事もご参照下さい。

 新年推し初めはこちらでした。上半期はほぼこの舞台に占められたといっても過言ではありません。

 現時点での2019年最高傑作。上半期は間違いなく1位。

 最初のね、左京さんから始まって、テーマソングから優勝ですよね。そこから秋組の物語が始まり、そして天才な劇中劇。

 物語は原作にほぼ忠実なのでまぁ割愛なのですが、とにかくどのキャストもめちゃめちゃはまり役。凄い良かった。役者さんが役者を演じるってすごいことなのかもしれません。

 あと、エーステは音楽や演出が良いですよね。劇中劇もひたすら格好良い。秋も冬も、各組らしさが出てました。

 山口以外は全部の会場に入れたのですが、普段入らないキャパばかりで、大きな箱に立つ推しを観られるって幸せだなぁと感じました。勿論、どんな箱も推しがいれば幸せだけど、自分の楽しみより、推しがイキイキしてる事の方が嬉しいのです。

 エーステは…もうチケット戦争から始まり本当に…大変だった記憶しかない…

秋冬の情報が解禁されたとき、自宅のお風呂に入ってたのですが本気でひっくり返りそうになった覚えがあります。そして私はお風呂でひたすら

「無理だよ取れないよ無理だよ…」

と鳴くbotになり、以前ゴジラのビュッフェに一緒に出掛けた友人に、泣きながら電話をした覚えもあります。あの時はすまんかった。

 でも、推しが大きい企業さんとお仕事出来たのが嬉しかったし、アニカフェで推しのメニューを選ぶの楽しかった。チケ戦や、客降りのファンサ地獄さえなければ福利厚生100点。ここにきて若俳界隈の洗礼を改めて受けたなぁ…という。

 東京公演では友達とも観劇できましたし、大阪は色々あったけど、沢山の方と交流できとても良い思い出になりました。凱旋は意地でしたね…本当にあれは意地だった…。

後から冷静に考えたら、あのファンサの法則 で推しに貰えたのはとても喜ぶ案件だったのだなぁ…と、推しに感謝しか無いです。

 次は単独です。頑張って取りたいな。

 

 

・リボステDVDリリースイベント(4月虎ノ門 ニッショーホール)

GW初日に行ってきました。因みに第三部です。ニッショーホール虎ノ門から少し遠い。学び。

リリイベ好きです。ゆるゆるでのんびりで。しかし、座席自由は割と困るのでやめて欲しい。

 整理番号が前の方だったので、2列目に座りました。見え方などは劇場まとめに。

お隣に座った方が遠征で来られた方だったのですが、最終の新幹線が18時50分というなかなかに遠方から来られた方で最終に間に合うか不安がっておられたので、虎ノ門から一番速い東京駅への行き方など教えてました。(※三部は16時始まり)

 リボーン役のニーコさんの衣装と拳銃型マイク(後に普通のマイクになる)がとても素敵でした。

 リリイベなので、まぁ定番に思い出話をされたり、ミニゲームをする訳ですが、そのミニゲームがなかなかの体力勝負でして…

浮き輪やビーチボールの早膨らましだったのですが、三部からいきなり妨害ありになったものだからもう桑野さんが邪魔する邪魔するw

岸本さん、間近で見れたのは初めてでしたがとてもキレイなお顔でした…顔福…!!

またこういうゆるゆるな現場行きたいです。

 

 

DYNAMIC CHORD the STAGE (5月有楽町 ヒューリックホール)

ええー、先に言っておきます。虚無舞台です。や、まぁ役者さん達は…頑張ってたよ…。

好きな俳優さんが出てらしたので行ってきました。この舞台に関しては別記事に上げようと思います。

初日はガラガラでしたが、千秋楽はまぁ何とかほぼ埋まったので良かったです。譲渡、3000円でも捌けないとかあったみたいですが(それはそう)。

チケットが捌けなかったので若俳仲間の後輩ちゃんと一緒に見たのも良い思い出です。

むしろこの舞台無事に終えられたの本当に奇跡じゃない…???

 

 

・鉄ミュ西武スピンオフ(5月品川 exシアター)

 5月といえば!!!鉄ミュです!!!!私の本命現場です!!!!!

………とは言うものの、正直今回は迷いました。今作はほぼ新キャスト、3で色々物議をかました西武だったので…。

 チケ戦も、ぶっちゃけ普通に取れるやろと考えていたらアッサリ取れました。良かった。私、ぴあのオキニなので…(しかし座席運は微妙)

 正直初日が始まるまで不安でした。しかし、幕が上がるといつもの鉄ミュをよりパワーアップさせており、良い意味でとち狂ったあの宗教集会がクセになるという。新キャストさんがどんどん鉄ミュとその観客を理解していく過程は見てて面白かったです。鉄ミュ、マジで観客が訓練され過ぎてるからね…。おかしい…今回初見の方が多かったはずなのに何で初日からあんな完璧だったんだろ…??

 個人的に3が一番好きですが、今回のスピンオフは色が全然違うので…でも楽しかったです。今回の西武で鉄ミュはどのキャストさんが出ても面白い事が判明し、3で少し行き詰まったかなと思っていた鉄ミュに可能性が広がった感じがします。本当に、川尻さん大感謝。

 今回、アンサンブルさんにもブロマイドが出来てたのが嬉しかったです。大野くんにありがとうを込めて課金しました。というか大野くん完売出したのすごいね!?

 内容はただただ会長と西武とプリンス。以上。あとある夫婦のハッピーエンド。以上。

 鉛筆けずりマジでグッズで出て、原作通り売れ残るのは笑った。あ、私買いましたよ?

 来年も鉄ミュあると嬉しいなぁ。また沢山通うぞ!!!

 

 

 …以上??こんなところでしょうか。

 上半期は長期の現場ばかりでしたね。6月はあるけど書くと推しバレなので割愛。

 夏はしばらく小劇場通い頑張ります。あ!あとずっと入ってみたかったシブゲキに遂に入れるのでフカフカの椅子を楽しんできます!!!