お仕事と推し事

お仕事と推し事の語り部。

制作開放でSnowManに会いにいった話

皆様お久しぶりです。最後の記事がなんとコロナ前の2019年という体たらく。

推しは今も変わらず推していますが、コロナ禍以降ブログを書くタイミングを逃していました。はい。サボりです。

2020、2022共に秋単最高でした!!!!福岡楽しかったな!!!!

さて、今回は宝くじみたいな別界隈のお話。多分このグループに関してはサンプルが少ないと思うので記録していきます。

 

 

 

 

 

 コロナ禍になってからジャニーズのSnowManに見事にハマってしまった。

 推し始めて4年が過ぎ、泣きながら通った秋単も終わり、舞台界隈の供給が止まった頃、暇潰しに見ていたジャニーズのYouTubeチャンネル。彼らのダンス動画で見事に転がり落ちた。

 今までジャニーズは母が録画した歌番組やバラエティ・ドラマをのんびり実家の大きなテレビで見るものだった。そもそもジャニーズ系の顔にあまりピンと来なかったし、現場に行くことなんて考えたことも無かった。

 スノマニのライブが決まったのをきっかけにFCに入会したもののどの現場に応募しても見事に全て落選。とにかく当たらない。まぁジャニーズなんてTVの中の人だしそりゃそうか…自分の中での1番は俳優の推しなのでスノはいつか当たったら行ければいいや…とのんびり構えていた。

 

 スノマニライブ決定時に入った私の名義は50万前半。21年に入会し22年の8月に一度更新している。

 その間に応募したスノマニ以降の現場はカウコン、22年滝沢歌舞伎、キャッチミーイフユーキャン、少クラ観覧、SANEMORI、そして今回のスノラボである。当選は0。まぁ見事に弱い名義だ。自担の舞台が外れた時は流石に己の名義を呪いかけた。9人とは言わない。せめて自担の分くらいは当てろ。俳優の推しは秋単大楽を2回も当ててくれたぞ。

 スノマニ、スノラボ共に復活当選は当たり前に無く、一般は200回以上のリダイヤル(マニ)もネット(ラボ)もチケットの存在を確認していない。スノに関してはチケ業務もあまり手を染めず完全に茶の間を極めており、今回のスノラボはそもそも秋単が見事にドン被りだったため一般販売終了後は存在を脳内で消していた。

 

 

 

 

 秋単act2が無事終わり、年内の現場が終了しのんびりと労働をした12月15日の帰りの電車内。なんとなくツイートのトレンドを眺めていたらふと「制作開放」の文字を発見した。ガイシホール初日1週間前である。

 この日はセクゾのドーム制作開放もあったらしく最初はそっちか…と思っていたが、スノの文字も見たので念のため…とメール欄を見ると

 

 

Snow Man LIVE TOUR 2022 Labo.』制作開放席のご案内

 

 

 

 !?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?

 引っくり返った。13時6分に既にメールが届いていたのである。

 私がメールを確認したのは20時半頃。電車の中で腰を抜かし、ちょうど乗り換えの駅だったので速攻降りて母にスノに会えるかも!!と電話をした。

 締切は17日16時、当落は20日夕方以降。1人につき二枚までで支払いはクレカかPayPay。愛知公演のうちいずれかから1公演である。

 単番か連番か散々悩んだが、テレビで見続けてはいたものの1度も本物に出会った事のない母を連れていってあげたい!!!!と夜中23時過ぎ、初日の連番を申込んだ。

 そこから数日はずっとソワソワしつつ、当たると信じて大慌てで準備をした。とりあえず神頼みと某有名な神社へお参りし、突然でどうしましょう!舞踏会への服が無いわ…と嘆いていたらタイムリーに推しのイベント用に早めに買ってあったワンピースと目が合い「これや!!!!」と服装を決め、速攻でホットペッパーを開きヘアメの予約を済ませ、そこで初めてペンライトの存在に気付いた。

 

 ……………ペンライトが無いとライブは楽しめない。

 

 

 最初の先行で外れた時点でもう使うことはないだろうと購入していなかったのだ。

 ジャニーズは基本的に公式以外振れない。これはオタクとして死活問題である。

 慌てて買取をツイートで探し、運良く2本定価で取引してくれる人を見つけた。ありがてぇ。サンキューTwitter

 

 

 

 そうこうしているうちに20日の当落日を迎えた。

 当たるかもわからないが念のため、と職場に旅行鞄を持っていく浮かれっぷりである。大丈夫。準備万端いつでも名古屋に飛べます頼みますよ!!!!という気持ちで仕事をした。最早仕事が当落までの時間潰しだ。

 そして17時。大体の制作開放はこの時間に来るとの事だったので早速会員ページを開くと

 

 『デジタルチケットご案内中』

 

 

 

 !!!!!!!!!!!!!!!!

 は…初めて見たぞこの文字…と思いながら即座に実家に「当たったので帰ります!!」と電話をし、華麗な素早さで職場を後にした。ありがとう過去の私。休みにしておいてくれて。

 17時5分に届いたメールを見返しながら旅行鞄を持ちながら歩く街並みはキラキラしているし、東京駅で新幹線の座席を選ぶ瞬間もお弁当とお土産を選んでいる時もウッキウキである。

 新幹線の座席に座ったのが19時。翌日のライブまであと23時間である。あまりの急展開でライブへの実感や感情が追い付かないままでいた。

 

 

 

 実家に帰ると浮かれた母が明日の服装を尋ねてきた。しかしまずは服よりも先に同行者登録だ。制作開放は当選後に同行者を登録する。同行者登録と体調確認等を経て始めて入場ゲートや座席の種類が判明する。

 今回は座席指定でWゲートだった。母がいるため立ち見じゃなくて良かったと一安心し、浮かれた母の服やアクセサリーを一緒に選んだ。

 

 

 翌日。つまりはライブ当日。午前中は実家でのんびりと過ごし、念入りに化粧とヘアメをして会場のあるガイシホールへと向かった。

 私の実家は名古屋市外、最寄り駅から会場のある笠寺駅までは約25分である。開場時間に電車に乗っても間に合うくらいには近かった。

 ギュウギュウの満員電車で到着し、入場列に並ぶ。突然の事で実感が無かったが会場のオタク達を見てようやくスノに会える事に緊張してきた。俳優オタクとしてどれだけ現場に入っていてもジャニーズは初だったのでついつい舞台界隈と比べてしまった。

 俳優界隈と比べ年齢層の幅が広く、男性も多かった。強そうなオタクもいたが、あとは俳優界隈と変わらない。あるとするならメンカラでまとめた子達がいるくらい。

 特筆するとしたらメンバーの髪型や服に似せて概念ファッションをしているオタクが何人かいた事かもしれない。これは俳優界隈では絶対見ることができない。何故なら2.5ではキャラクターの概念ファッションはオタクに叩かれるからだ。コスプレに近くなってしまうし、役者がキャラになりきるあの界隈ではほぼアウトだった。

 

 ついに入場口にたどり着き、QRコードを言われたままにかざしてチケットを発行する。レシートみたいにベロン!と出てきたチケットを手にして座席へ向かう。

 ロビーにはエーステの倍程のスタッフがおり、狭いロビーにこんなに…?と思いながらスタンドへ向かった。

 スタンドOブロック20代列後半。そもそも入れない予定だった座席だったので期待はしていなかったが、思ったより近い。センステの完全真横だったので多少の高度はあるが全然構わない。ステージ奥の映像が完全に見えないことくらいモウマンタイだ。

 17時15分。座席に腰掛けお手洗いへと向かう。20分程列に並んでお手洗いへ入ると中にはスタッフが2人。

メインは誘導だがどちらかと言うと別の対策だろう。洗面所側にいたオタクを何回か散らそうとしていた。

 

 

 

 ライブが始まり、スノが出てくる。完全に真横から見る感じではあったが端っこのメンバー達が立ち位置真横故に何度も手を振ったりファンサをしている様子が見られた。想像以上にファンサが手厚い。手厚すぎる。いやこれがジャニーズでは通常なのかもしれない。客降りで何度も推しと戦ってきた俳優オタクからしたら青天の霹靂だ。

 ファンサで印象に残っているのは佐久間くん、阿部ちゃん、向井くん、岩本くん辺り。自分から見える立ち位置の問題もあるがこの4人、特に阿部ちゃんはとにかくすごかった。

 さっくんは元気いっぱい!!というキャラを見事に通しながら自分のオタクを見つけては「パアァッ!!」と顔を綻ばせてファンサをするし、こーじくんはメンカラを見つけてるとゴイゴイスーや動脈ピースを決める(生で見れた!!嬉しい!!)。

ひーくんはとにかくOブロックに優しかった。ガイシの岩本担は絶対このブロックが勝ちだったと思う。特にThis is LOVE辺りで椅子に座って歌う際ずっとOブロックを向いてファンサしたり見つめ合っていた。すげぇや。

 そして阿部ちゃん。阿部ちゃんは恐らく全オタクにファンサをしていたのでは???というくらいとにかく手や目線が忙しかった。すごい。

 Crazy F-R-E-S-H Beatの時、真横(つまりOブロック)にいたオタクを見つけたのかナチュラルに指差ししながらパフォーマンスしていた。あれは本当にすごかった。あの激しいダンス中にキメてくるのはもうプロの領域である(いやプロなんよ)

 もちろん、他のメンバーもすごかった。舘様はなんか汗をオタクに飛ばしていたし(ちょっと羨ましかった)、めめはキラキラしていたしふっかさんも優しい顔でリアコファンサするし、しょっぴーはサラッと本人のキャラクターなりにオタクに手厚い。

ラウちゃんは自分のうちわを発見すると嬉しそうに王子様のようなスマイルを見せる。可愛い。私の斜め上にいた量産型リアコなオタクちゃんはファンサをもらった途端泣き出してしまった。私も泣きそうになった。オタクの幸せは健康に良い。

  

 制作開放席で全く見えなかったのはToxic girlのスノクラゲの1番手前以外のメンバーと後ろの映像だけで、あとはほぼ見えていたと思う。

 スタトロはかなり近い位置にいたし何なら乗り込むために他より長い時間いた。

 また、センステ真横なのでメンバーがセンステにいる限りはずっと近くで見れた。今回の構成を考えたら下手にアリーナの後方に入るより美味しい席だった。これは舞台でもサイド狙いの自分だからかもしれないが。

 

 

 終演後、幸せそうな母とライブの感想を話しながら家に帰る電車に乗り込むと、同じ駅から乗ったオタクがみんな幸せそうな顔をしていて、自分も楽しかったなぁ…と満足で帰宅し、翌朝新幹線で現実(仕事)に帰った。

 

 

 

 はい!!!!!と、いうことで突然の制作開放当選でした。

 どうやらガイシはそもそも最初の抽選申込メールが少なかったらしく、最早宝くじに当たった気分です。当分はまた会えないんだろうな。

 次は歌舞伎と…あるか分からないけどドームとか…かなぁ…もしあるならせめてドームは行きたいな…

 参考になるかは分かりませんが、少しでもお役に立てればと思います。